テント張替え工事と予期せぬ漏水トラブルへの対応処理

東京都文京区

マンション管理会社の担当者様から電話でご連絡をいただきました。担当物件の1階店舗で使用している固定式テントの生地が破れているため、張り替えをお願いしたいということでした。

画像:テント張替え工事

現調とお見積り

サイズと現場の画像を後ほどメールで送っていただけるとのことで、見積金額の提示をご依頼されました。

見積書を提示した後、すぐにご発注をいただき、施工日について協議を行いました。テントがかまぼこ型であるため、現場でのサイド面型取り作業が必須となりました。

画像:テント張替え工事

施工の詳細

今回は鉄骨フレームのケレンや塗装は行わず、生地張り替えのみの作業とされました。

生地取り付けの際、まず生地を剥がし終わった時、壁との取り合いに使用されている30mmアングルが部分的に腐食していたこと、また錆水が垂れた跡が残っていたことが気になりましたが、コーキングによる防水処理をすれば問題ないと考え、すべての作業を完了し現場を後にしました。

【施工風景】

施工後の漏水トラブルへの対応

数日後、テント天井から水漏れがあるとの一報がありました。弊社としては漏水が発生しないよう十分注意して施工していたため、驚きました。

疑わしきは確認するべきだと直感的に感じ、すぐに現場に赴き、念入りに確認したところ、看板の後ろからテントの後ろに漏水していることが判明しました。

看板を撤去し、看板後ろの漏水箇所を防水処理した後、看板を元に戻す作業を行い、漏水をストップすることができました。

画像:テント張替え工事

施工完了

管理会社様からは別工事として請求していただいてもよいとのお言葉をいただきましたが、初動で疑わしい箇所を把握しながらも、生地張り替えとテント部分の防水作業のみで終了してしまい、疑わしい場所の処理までは行わなかったことが反省点でした。そのため、追加料金なしで工事を終えさせていただきました。

この経験は大変勉強になりました。ありがとうございました。

【ビフォーアフター①】
【ビフォーアフター②】