中華料理店の軒先にオーニングテント新設工事
東京都足立区千住
今回の案件は、千住の駅近くにある中華料理NIHIRO様のオーナーシェフ様より電話にてご連絡をいただきました。
すでに数社テント会社に連絡をしており、オーナー様のお眼鏡にかなう会社がなくお困りのご様子でした。テント屋さんなのに取り付けができないと断られたこともあったということで、まずは現場の確認を行い、詳細はそれからということになりました。
現調
後日現場に伺い建物を調査してみると、そのままの状態でオーニングテントを取り付ける事はできませんが、室内に点検口を新設し、天井裏から取付部にアクセスできる様にすれば下地の状況が明確にできるので、確認後工事のプランを決定すれば間違えの無い工事が出来ることをオーナー様に説明させていただきました。
オーニング設置の可否と方法の確認
オーニングテントを新設するにあたり、下地の確保は最重要課題であることから、下地工事の重要性をオーナー様に熟知していただくことは重要でした。
オーナー様としてはどうしても雨天時のお客様の出入りに配慮をしたいと熱望されていましたので、どうにか形にする方法を我々も考えました。
点検口新設、下地工事と費用はかさみますが、見積書を提出すると即答でやってくださいとのお返事をいただくことが出来ました。
何はともあれ下地の確認です。何かしら躯体があることは分かりますが、どんなサイズの何の材料なのかが分からなかったので、点検口を設置することで全てが判明しました。
設置方法
今回はラッキーなことに鉄製柱及びラチスが隠れていたので、施工方法としてはいろいろ頭に浮かびましたが、なるべく費用を押さえ、かつ永年オーニングが固定できる方法として、丸パイプ、ITハンガーボルトを用いて、ブリッジ工法とでも言いますか!?にてオーニングテント本体を取り付けることに決定。
施工方法についてオーナー様にしっかりと説明させていただきご納得の上ご了承をいただきました。
意匠に対してもとてもこだわりを持たれているオーナー様で、前タレはあえて無しとし、生地はアメリカ製サンブレラをチョイスいただきました。
また膜材の加工方法についても、あえて縫製による生地巾継を提案させていただき、出来上がりに雰囲気の違いをご理解いただき縫製での仕上げでご発注となりました。
完成
オーニングテント本体の取付工事は3時間ほどで完了。
オーナー様にご確認をいただくと、大変気に入っていただくことが出来ました。
他にもレストランを経営されているとのことで、そっちでもテントを付けるときは連絡しますのでと言っていただくことが出来ました。
本当にどうもありがとうございました。