ビル外壁改修工事に伴う階段天井部の固定テント生地張替工事

東京都練馬区

今回の案件は、ビル外壁改修工事に伴い、地下階段天井部に設置されている固定式テント生地張替工事のご依頼となります。

画像:階段天井部の固定テント

ご依頼内容

ご担当者様より電話にて連絡をいただき、数社見積もりを取ったのだが、金額的にNG、技術的にNGとテント業者を探しているということでした。

どんな物件なのか画像資料が整っているとのことでしたので、まずは資料を確認する為メールにて資料を送信していただきました。

画像で確認しただけでも、なかなか手ごわそうな天井固定式テントであることがわかり、現場調査をしてみない事には詳細見積もりを提示できないと判断し、後日現場の確認をすることになりました。

画像:階段天井部の固定テント

現調

他のテント屋さんが高額であったり、技術的にNGなのが理解できないでもない現場でした。

  • 天井部が中央部で対角方向に入隅となっている。
  • 外周に出隅、入隅7カ所ありすべて角度が違う。
  • 壁の内側で生地の引白を設けることが出来ない。
  • 足場の確保が出来ない。
  • 縫製部からの漏水が発生するため、目止め処理を行う必要がある。
【施工前の状態】

ご提案とお見積り

これらの問題を解消しないときれいかつ、漏水することない屋根テントとして施工することが出来ないことを把握し、すべてのことを解決できる施工方法を見出したうえで、見積金額を提示させていただきました。

ご担当者様より今まで見積もり依頼をしたどのテント屋より安価ですけど、これで大丈夫ですかと確認されましたが、弊社としては万全のやり方で算出しているので問題ありませんとお答えさせていただき、受注となりました。

画像:階段天井部の固定テント

施工

足場を組み、鉄骨フレームの型どりを行い、フレーム塗装を行い、天井膜を製作し、後日現場へGO!

施工当日は、午後から雨予報でしたので雨が降り出す前にコーキング処理まで終わらせることが出来る様、少々スピードアップしながらの作業となりました。

2名の作業員で、昼休憩をはさんで13時45分くらいに作業終了となりました。

【施工過程】

完成

壁面との取り合い部はすべてシーリング処理を行い、生地の縫製加工部においてはすべて、目止液にて処理を行いましたので、老衰の心配はないと思います。

担当者様のお立合い検収を受けることはできませんでしたが、後日足場の解体時ご確認をいただいて、「きれいにしっかりと施工してもらってありがとう」とご連絡をいただくことが出来ました。
どうもありがとうございました。

画像:階段天井部の固定テント