お庭のウッドデッキにセールシェード（巻き取り式）を新設しました

弊社ホームページをご覧になられた個人のお客様より、セールシェードについて電話でご相談をいただきました。
セールシェードについての下調べをされており、ファクナー社の巻き取り式セールシェードについては既に熟知されていらっしゃいました。

新築されたご自宅のお庭にセールシェード設置を予定されていて設置図をメールで送信いただき、すぐにお見積書をご提示いたしました。

製作・施工のスケジュール

その後すぐにご連絡をいただき、セールシェード完成までに約2週間程度で納めることをご説明したところ、その場でご発注いただきました。

スケジューリング

現場の確認（設計士さんに下地状況の確認）：1日
据付イメージを可視化（パース画の提出ご確認、修正）：2～3日
柱の製作：1日
柱の据え付け工事（詳細寸法計測）：1日
セールシェード図、セールシェード膜材製作：10日程度
施工：1日

現場の状況確認

まずは設置現場の状況を確認するため、住宅を設計された設計士さんに下地について詳細をご教示いただき現場の情況を確認しました。

高気密住宅なので外壁材から下地柱材まで145mmも中に柱があり、一般的な取付金物とコーチボルトでは対応できないため、ステンレス製の取付金物を製作することになりました。
また同時にパース画製作に必要となる寸法などの情報を取得しました。

製作と施工の準備

ステンレス金物の製作、柱の製作、パース画の製作を弊社の各部署にて同時に進行させました。

セールシェードの耐久性、意匠性を最高のレベルで据え付けるためには、最終寸法の採寸がとても重要となるため、各箇所をレーザーで最低でも3回以上計測を行います。

施工の詳細

施工は柱の据え付けからとなりますが、重機を入れられる場所ではないため、セメントのの搬入・掘削・セメント練り・配筋・溶接・打設をすべての作業を職人の手で行いました。

今回の施工では一か所だけ問題が発生しました。事前に設計士さんと綿密な打ち合わせの上で、施工前にも現場にて間違えが無いか確認しました。
下穴をあけ取付金物を順調に取付けていたのですが、最後一か所の下穴を開けると壁材の下に何もないまま200mmドリルの歯が入ってしまい、もしかすると20mmずれている可能性があると判断しました。

すでに開けた下穴から探ってみると予想通り20mm程度離れたところに下地があり、設計士さんの記憶違いだったようです。

幸い今回は取付位置が40mm外にで出ることになったので、セールシェードの据え付けには問題なく据え付けができました。