コーベルテント&固定テント、10年ぶりの生地張替でリフレッシュ!

東京港区南青山

今回のご依頼は、一般住宅に設置してある固定式テント1台とコーベルテント1台の生地張り替えでした。

奥様からお電話をいただき、10年ほど前に生地張り替えをしたテントの生地を、また張り替えたいので見積もりを出して欲しいとのご連絡がありました。

画像:コーベルテント&固定テント

お見積りとご提案

大まかなサイズはすでに測られていたようで、電話で教えていただきました。以前、張り替えを依頼したテント屋さんに連絡が付かず、探しているとのことでした。

住所を伺い、ストリートビューで現場を確認し見積書を提示すると、すぐにお電話をいただきました。お値段が10年前に比べて随分高額だからと、今回はあきらめると伝えられました。

画像:コーベルテント&固定テント

ご発注

それから数週間後、いろいろ検討した結果、やはり依頼したいとの電話連絡をいただきました。何社かあたってみたものの、弊社より高額であったり、コーベルテントの生地張り替えができないといった感じだったそうです。

弊社としては、決して金額勝負的なことはする つもりはありませんが、ご発注をいただけることが何よりでした。コーベルテントの生地張り替えができないと言っているテント屋さんが多いのは承知していましたが、直接目の当たりにするのははじめてで、本当にいらっしゃるのかと驚きました。

画像:コーベルテント&固定テント

製作と施工の経過

今回、現場で足場が思うように作れないことから、コーベルテントは弊社のテントファクトリーに持ち帰ることになりました。しかし、この後ちょっとしたトラブルが発生しました。

コーベルテントに使用する生地を挟み込むパーツであるシェイプという部材を注文したのですが、届いたものが見覚えのないもので、間違いなくシェイプでした。取り付けを試みるも上手く はまらず、納期も迫っている最中での事態で、10cm程度固定するのに5分程度かかるような状況に陥りました。

参りました。のべ23m程度これから固定しなければならないのに、とてもこのような状態では終わらないという状況に焦りを感じて作業をしていると、手を滑らせ生地に傷をつけてしまいました。

翌日、メーカーに状況を説明し、シェイプの画像を送信すると、「申し訳ありません、旧式を送ってしまいました。入らないですよね?」との返事がありました。

入らないから苦労した上に、生地破損に至ったと話したところ、メーカー側のミスが原因で生地を破損したため、生地の無償提供をいただくことになりました。とはいえ、終わっているはずの生地張り込み作業は全く進んでおらず、生地の裁断とゼロからの生地張り込み作業が残っていました。

画像:コーベルテント&固定テント

施工完了

ビフォーアフター【1】

このようなエピソードがありましたが、施工スケジュール通りにきれいにしっかりと納品できたことが胸をなでおろしました。

お客様に迷惑をかけることなく、予定通りに無事施工を完了できました。施工後、奥様が紺色にリニューアルされたテントをご覧になり、大変喜んでいただけて本当に良かったです。
どうもありがとうございました。

ビフォーアフター【2】
ビフォーアフター【3】