スイーツの自動販売機にテント上屋の新設工事
埼玉県さいたま市
今回の案件は建築会社ご担当者様より、弊社ホームページを見て、電話にて連絡をいただきました。
ご依頼内容
スイーツを販売する自動販売機にテントで装飾を兼ねたテント上屋の設置を検討しており、資料をメールにて送るので、製作可否検討し、可の場合見積が欲しいとのご依頼でした。
強度については、最低限の強度での設定として設計してもらいたい、との内容でもありました。
設計とご提案
早速、弊社設計においてパース画を作成し、見積書と一緒に提出。テント生地については無地ではなく、テイジン社ニューパスティのストライプを使用する予定となっており、パース画においても、ストライプにて作成依頼をいただきました。
見積金額については、予算内に収まっている、という回答もいただきました。
追って看板文字校正データを送るので、パース画に落とし込んでほしいとのご依頼をもとに、ニューパスティのストライプの生地に看板文字をのせ、パース画の再提出を行い、クライアント様の最終ジャッジを待つことになりました。
数日後、正式なご発注のご連絡をいただきました。
製作
今回鉄骨フレームにおいては、最低強度での製作ということで、柱は34φ、上屋部は25.4φにて製作し、後方にブレス2本を入れ、十分な強度を出し製作となりました。
柱部と上屋部を別で製作し、現場にて組み上げる方法を採用し、現場作業時間を極力減らせるよう設計段階で知恵を絞りました。鉄骨フレームの運搬も小型車にて運搬できるサイズとなり、一石二鳥の効果を出すことができました。
完成
現場においての施工は、鉄骨の建方、生地の張り込み、仕上げ作業に2時間程度で作業を完了いたしました。建築会社ご担当者様曰く、「こんな短時間でこんなキレイなテントができちゃうんですね」というお言葉をいただきました。
パース画(イラストレーター)、看板文字校正(イラストレーター)、鉄骨フレーム製作図(CAD)、すべての作図事務作業を自社内にて行っていることから、建築会社ご担当者様より「ここまでしっかりやられている会社なのであれば、今後とも末永くよろしくお願いします」という、ありがたいお言葉を頂戴しました。