バルコニーに間仕切りカーテンの新設工事

今回の案件は個人のお客様よりお電話をいただき、ご自宅の2Fバルコニーにカーテンを付けて間仕切りたいとのご相談をいただきました。

画像:バルコニーに間仕切りカーテン

ご相談内容

お電話にておおまかな説明をいただき、バルコニーをエアコンの効く部屋にしたいとのご要望です。

お客様が検討されている内容は把握できたのですが、サイズ、や設置場所の下地については現場の確認が必須です。
まずは現場の確認を行ってから、見積書を提出するということになりました。

画像:バルコニーに間仕切りカーテン

現調とご提案

お電話を頂いた数日後にご自宅に伺い現場を確認しました。
カーテンを取り付けて間仕切りを行いたい場所の軒天部に下地があることは分かるのですが、軽天材であるために下地の強度としては不十分であり、下地を作るために点検口を2か所設ける必要性があることをお客様に説明させていただきました。

今回、バルコニーを間仕切ることで、エアコンの効く部屋にしたいというご要望がありました。そこで隙間を最小限にするための工事が必須となり、バルコニー手摺とガラス窓の間に空いている隙間について全面膜材でふさぐことにしました。

点検口新設工事、下地補強工事、隙間埋め工事、カーテン本体工事すべてを弊社にて施工する内容にてお見積書を提出させていただきました。

画像:バルコニーに間仕切りカーテン

ご発注と工事打ち合わせ

数日後ご発注をいただき、事務手続きを経て工事開始です。
まずは、何はともあれ点検口の開口工事が必要です。

開口後下地の施工方法を決定し、現場に合わせた鉄骨部材を製作、生地の大きさ、仕上がり形状をお客様と詳細な打ち合わせを行い仕様を決定しました。

画像:バルコニーに間仕切りカーテン

施工

全ての部材を製作し施工となりました。

今回使用した生地は「esheet520」防炎品、対候性、耐寒性にも優れた高機能性生地。
一般家庭で女性が使用しても、使用しやすい生地選定を行いました。

また、基本的にカーテンとして常時広げた状態での使用となることから、耐風圧を上げるために、芯材式カーテンにしました。
芯材の固定として落としピンを使用しますが、落としピンの落とす場所がないことから、この現場用に落としピン受をワンオフ。特別仕様ピン受はビス固定しました。

画像:バルコニーに間仕切りカーテン

完成

全ての施工を終えてお客様に確認していただき、ビニールカーテンで間仕切り、部屋ができたことに非常に感動されていました。

声が響くようになり、密閉されているにも感動されていました。
どうもありがとうございました。

画像:バルコニーに間仕切りカーテン