インド料理店の特殊形状の軒先テント生地張替工事
東京都千代田区
今回の案件は、九段南にある老舗インド料理店のオーナー様よりお電話にて問い合わせをいただきました。
店舗軒先テントの生地がだいぶ傷みだしており、生地の張替をしたいので一度見にきてくれないか、というご依頼でした。
現調とご提案
後日打ち合わせのため現場に伺うと、店舗間口ワイドすべてにかかるテントは、中央部にアール型テントが存在し、その他の部分はかまぼこ型という、かなり特殊な形状となっていました。
オーナー様にいろいろとお話を伺ってみると、インターネットで調べて他のテント屋にもあたってはみたのだが、特殊な形状のため、高額な見積もりであったり、製作が難しいことからできない、という状態だったそうです。
確かに、二つの異なった形状の鉄骨フレームに一枚のテント生地を製作し、きれいに張り上げることは、とても難しいことは容易に判断できました。
お見積りとご発注
弊社の膜材製作担当者にその場で画像確認をしてもらい、製作検討を行った上でオーナー様に見積もりの提示をお約束し現場を後にしました。
後日見積書をメールにて提示させていただいたところ、すぐに電話にて連絡をいただき、ご発注となりました。
施工の詳細
ランチタイムの営業は、土日を除いた平日すべて営業していることから、現場での作業は午前11時から午後3時の間は行わないでほしいとのご希望です。
ということで、鉄骨フレーム外し、鉄骨フレーム取付、生地の張り込み、これらの現場作業は朝3時間、夕方2時間の中で作業が終わるように準備を行いました。
施工当日は迅速に作業を行い、施主様のご希望時間内に作業を終了することができました。
現場調査の段階で、テント生地の加工および製作が困難であることが分かっていたため、今回は鉄骨フレームを弊社テントファクトリーに持ち帰り、熟練の技術者がすべての製作を行いました。
完成
担当技術者曰く「とても苦労しましたが、仕上がりはきれいにできました」とのこと。
現場での取付作業も、生地をきれいに張り上げるために、一般的なテントよりはいろいろと苦労をしましたが、きれいに張り上げることができ、お客様にも大変気に入っていただくことができました。
今回使用した生地は「セルジオフェラーリ社:502satin」となります。
どうもありがとうございました。