住宅の屋上にシェードセールを新設工事
東京都文京区
今回の案件は、個人住宅におけるシェード新設についてのご相談をいただきました。弊
社ホームページをご覧になられた奥様より、電話にて連絡をいただきました。
ご依頼内容
スケジュール調整後現場にて詳細説明させていただくことになりました。
弊社との打ち合わせを行う前に1社すでに打ち合わせをされており、シェードに対する情報をいろいろとお持ちでした。シェードを固定するための固定金具取付や新設で柱が必要な点、建物の強度や、雨じまい等。
そういった情報を元にシェード新設をするにあたり、想像している以上に高いものであることはお知りになっておりました。それで今年はあきらめようかと考えていたところでした。
弊社と打ち合わせを行うことになった理由として、コストを抑えたシェードの新設が可能であることです。
ご提案
弊社が2年ほど前からテストを繰り返して来た生地を使用することで、しっかりと影を作ることが出来る上、取付金物の強度を低く設定しても問題なく、取付費用を抑えることが出来るのです。
風の影響を非常に受けるシェードは、シェードで受けた力を支点で支える構造であるため、支点となる取付部強度が必須です。
そこでシェード事態で風の力を逃がすことが出来る生地を探し始めたのが3年程前、あれはこれはと試し、対候性のテストを行いようやくたどり着いた生地こそが今回の案件で使用するトリノクールとなります。
トリノクールの対候性テストをクリアーし、加工方法をいろいろと試した結果、十分満足のいく商品が完成していたので、今回はトリノクールを使用した案件として紹介させていただきます。
シェードセールの施工
今回はロープにてガイドする仕様となり、生地の着脱はカラビナにて簡易に行えます。
ロープにてシェードを引っ張るために必要な滑車を4か所設置、ロープを通してガイドします。
住宅の建築時図面を確認し、下地となる木材がある場所を特定。
屋上で影を作りたい場所、近隣ビルからの視線を遮ることのできる角度を十分に考慮し、滑車の取付位置を定め、実測を行いました。
実測した数値を元にシェード製作図を作図、生地をプロッターにてカットし、シェードとして使用できる様膜材加工を施し、シェードセールの完成です。
施工当日は梅雨も明け、痛いくらいの太陽が照り付けている日となりました。
金物の取り付けが終わり、ロープを通して、シェードセールを張った瞬間に屋上に日陰が出来、一気に快適空間になったところで、いったん休憩!!!
完成
お客様にご確認いただき取付完了となりました。
真っ白なシェードセールは涼しさを演出。お客様が屋上に上がり完成したシェードセールを確認された瞬間に「イヤーいいですねー!!」とおっしゃった言葉がとても印象的でした。
予算内に収まったことにもお礼のお言葉をいただきました。
どうもありがとうございました。