美容室入口コンサーバトリーのオーニングテント生地張替工事

東京都港区

今回の案件は、美容室様店舗入り口コンサーバトリー上に設置されている手動式オーニングテントの生地張替工事となります。

画像:オーニングテント生地張替工事

ご依頼内容と現調

弊社ホームページをご覧になられた社長様よりメールをいただき、2,3回メールでのやり取りをさせていただき、現場の確認をさせていただくことになりました。

表参道から1本入った路地にあるビルの地下1Fの店舗は、地域性もありとってもお洒落な雰囲気のお店です。

ガラス張りのコンサーバトリーが店舗入り口に大きく設置されており、お店の雰囲気演出の最大のポイントになっている感じでした。

このコンサーバトリーは冬場の太陽は暖かくて、明かりを取り込めてありがたいものですが、夏場の太陽光においては室内温度を上昇させてしまう為、日陰を作らないとエアコンフル稼働しても間に合わないほどになってしまうとのことで、オーニングテントを設置されていました。

今回、生地の劣化具合としてはさほど進行はしていない状況でしたが、ほこりが蓄積し、湿気をおびてしまっていることから、カビが発生してしまって意匠的に交換したいということでした。

画像:オーニングテント生地張替工事

ご提案

既存生地はテイジン社のシャガールとなっており、そもそも汚れやすく、カビの発生も起こりやすいことを説明させていただき、塩ビ系シートすることをお勧めさせていただきました。

ここで大きなポイントとして塩ビ系生地にした場合、対候性は上がりますが、風合い意匠性については、シャガールには劣ってしまう点です。

表参道の路地というオシャレ度日本一と言っても過言ではない立地を考慮した場合、継続してシャガールを使用するのか、塩ビ系生地に切り替えるのか!?

そこで、店長様と一緒に近隣店舗の様子を見に行くことに、ほんの少し歩くだけでテントを使用されている店舗はあちこちにあり、『これはシャガール、これはニューパスティ、これはサンブレラ、これは・・・』と言って説明をさせていただきました。

歩きながら雑談の中で、店舗スタッフによるオーニングテントの清掃作業を行っているにも関わらず、カビが発生してしまっていることを知り、であるならばテイジン社ニューパスティーが良いのではとお勧めさせていただきました。

シャガールとニューパスティの2パターンにて見積書を提示しニューパスティで決定となりました。

画像:オーニングテント生地張替工事

施工

施工の際ガラスの上での足場ということで、社内にある毛布を集められるだけ集め、ガラスの上全面に毛布による養生を行っての作業となりました。

向かって右側1m程度は頭を入れるのがやっとといったスペースしかなく、今回の作業で一番苦労した場所です。

現場作業も多少苦労しましたが、無事張替作業が完了し一息ついたころ、従業員の方が休日にも関わらず、自主練の為数名がお店に来れれている姿をいて、将来性のある会社なんだと強く感じました。

画像:オーニングテント生地張替工事

完成

施工完了の連絡は社長様にメールにてお知らせさせていただき、数日後社長様が現場の確認をされたということで、お礼のお言葉をいただきました。

本当にありがとうございました。

画像:オーニングテント生地張替工事
画像:オーニングテント生地張替工事