お洒落な居酒屋さんに軒先固定テントの新設工事
東京都荒川区荒川
今回の案件は、荒川区荒川にある「あぶりごろ」店主様よりお電話をいただき、現場にてお打ち合わせをさせていただくことになりました。
現調とお打ち合わせ
お約束当日現場に到着すると、ビルの1Fにある外壁を艶消し黒に統一して塗装されている、居酒屋さんでした。
入口の木製扉を開けて店内に入るや否や、コンクリートの床に木材で作られた梁、棚のコントラストが素晴らしくマッチし、間接照明をところどころに使用したとてもお洒落な店内にまず驚かされました。
まるで丸の内の複合ビル内にある、高級居酒屋にでも来ているかと思う様な雰囲気です。
店主さんとあいさつさせていただき、雑談を交えながらテントについていろいろと話していると、店主様のお客様思いなところを強く感じずにはいられませんでした。
今回テント新設を考えているのも、雨天時お客様の出入りの際、少しでもぬれずに傘の出し入れが済む方法として、考えられておりました。
コロナ禍の真っただ中、昨年春にオープンしたということで、営業的には厳しいい状況が長びいているにもかかわらず、お客様の為を思っての設備投資、なかなか粋なはからいではないですか。
こんなお店の客でいたなーと思わせてくれる店主様がとても印象的でした。
ご提案とご発注
可動式テント、固定式テント両方で考えられているとのことで、双方のメリット、デメリットを説明させていただき、最終的に固定式でお見積もりをさせていただくことになりました。
見積金額提示の段階でパース画(イメージ画)も併せてメールにて送信することをお約束させていただき、現場を後にしました。
外観のつや消しブラックを生かしたテントということで、フレーム、生地、ロープ、ハトメすべてをブラックで統一したデザインで作成しました。
テント自体は目立つものではありませんが、お客様が雨をしのげる軒先としては十分な働きをしてくれる軒先テントフラット型となります。
金額、デザインともに店主様にOKをいただき現場の詳細寸法取の際、ダウンライトの位置、左にある看板の位置を考慮して、パース画と若干の違いが発生することをご説明させていただき、最終形状、設置状態が決定しました。
施工
生地はセルジオフェラーリ社502satinを使用、フレームは3分艶ブラックにて塗装、ハトメ、ロープもブラックに統一。
建物の外壁がALCの為、テントフレームの固定にはITハンガーボルトを使用。
弊社テントファクトリーにて鉄骨フレーム製作、天井膜製作し、現場取り付け作業となりました。
完成
施工後店主様にご確認いただき、大変気に入っていただくことが出来、今回の仕事に携わることが出来て本当に良かったです。
どうもありがとうございました。