アンティーク・リユース店舗の軒先に巻上式テントを新設工事しました
東京都渋谷区西原3-4-2 紅谷ビル G101(Kinotori様)
今回は、渋谷区西原にお店をかまえている『Kinotori』のオーナー様よりメールにてお問い合わせをいただきました。
ご相談内容
現在ご自身で購入、設置した巻上式テントを使用しているが、シャッターとの兼合いで毎日収納に手間をかけている。店舗に合わせた巻上式テントを新たに設けることで、見た目良く、開閉時外の手間なしにできないものか検討しているので、相談したいということでした。
現調
連絡を取らせていただき現場にて打ち合わせを行うことになりました。
お店はレトロな雰囲気の商品が所狭しときれいに陳列され、見ているだけで楽しめる空間になっていました。
自宅のそばにこんなお店があったら、時間の許すときに訪れては、新たな物との出会いを楽しめるお店だなと感じました。とても居心地の良い空間でした。
お打ち合わせとご提案
オーナーご夫婦様はまだお若く、ご自身のお店に愛情を注がれている感じがとても伝わってきました。
Kinotoriという素敵なお店の看板にあうテントを提案できればという思いでお話を進めさせていただきました。
外壁にシャッターを後付けされている為、シャターレールが露出している状態でした。
よってシャッターレールの外に特製金物を製作し、巻上テントをセットする方法をお伝えし開閉動作だけで良い構造を提案させていただきました。
更に今回生地は、「sunbrella社」テントファブリックを手に取ってご覧いただきました。
生地単価としては高額になりますが、唯一無二の雰囲気は「kinotori様」のエントランスには、絶対お似合いと感じました。正直ほかの生地は思いつきませんでした。
パース画を作成
オーナーご夫婦も生地を手に取るなり、お気に召したご様子で、ベージュに少しだけブラック糸を織り込んだ風合いの生地に決定しました。
出来上がりイメージ画としてパース画を作成し、オーナー様ご夫婦様のご意向を反映しパース画を修正し、パース画が完成。
製作と施工
現場の詳細寸法を計測し、鉄骨フレームを製作、生地を製作し弊社テントファクトリーにて巻上機の組み込みを行ってから、現場での施工となりました。
巻上式テントの完成
施工後、ご利用方法の説明をさせていただき、挨拶をして現場を後にしました。
古く職人さんの手によって生み出された物には、人のぬくもりを感じる、現代あまり見かけることが出来なくなってきている物が多く存在します。
「Kinotori」さんではそんな素敵な物との出会いがきっとあると思います。
今度はプライベートで伺います。
どうもありがとうございました。