工場内荷捌き場のテント上屋新設工事

今回の案件は商社N社様からのご依頼で、工場内荷捌き場のテント上屋新設工事についてとなります。

画像:工場内荷捌き場のテント上屋新設工事

お見積り

N社様ご担当者様がインターネットにて弊社を発見され、電話にてお問い合わせをいただきました。
電話での質疑応答にて現場状況を把握することが出来たため、図面を起こし、見積金額を算出し、見積書を提出させていただきました。

画像:工場内荷捌き場のテント上屋新設工事

ご発注

数週間後、N社様より連絡をいただき、発注できる方向で動き出したので1度顔合わせをさせてもらえないか」というご依頼で、現場にて工場担当者様を交えた打ち合わせをさせていただきました。

工場担当者様のご要望をいろいろと伺い、当初設計した内容で問題ないことを確認し建築確認申請を行う上で必要な書類をお預かりさせていただき、役所への建築確認申請準備に入りました。

施工経過【1】

施工経過【2】

建築確認申請

すると、ここで消防からの指摘事項として、通常の延焼ラインでは許可することが出来ず、7.5mの延焼ラインを設ける様指導がありました。
既存建屋内において爆発物を扱っている場所が1箇所あるためとの説明でした。

新規テント上屋の建築予定場所を1.5mずらさなければならず、1.5mずらすということは、車道に柱が出てしまう為、テント上屋のサイズを変更せざる負えない状況となりました。

間口寸法を変更することで工場様の了承を得たうえで、建築確認申請です。
建築許可を待って、基礎工事段取り、テント上屋を製作する材料の手配、施工スケジュール段取りを整え、準備万端とします。

施工経過【3】

施工

基礎工事から完了検査までのスケジュールを工程表にまとめ、工場担当者様に確認をいただき、工場様の協力をえることが出来ました。

今回の工事は基礎工事から養生期間迄おおむね1か月、コンクリート養生期間を経てテント上屋本体工事に4日間、完了検査、消防検査を終えてお客様への引き渡しとなりました。

箱型大型トラックを付けて、ウイングを全開にした状態での荷捌きをするためのテント上屋ということで、有効高は20tウイングトラックに合わせて設定しています。

施工経過【4】

完成

天候による影響を受けることなく、順調に工事は進み、予定通りの進行で引き渡しをさせていただきました。

長期にわたる大型案件のため、一番気になるのは天候ですが、お天気の神様に感謝です。

工場ご担当者様にはいろいろとお世話になりました。
どうもありがとうございました。

画像:工場内荷捌き場のテント上屋新設工事