劇団の入口に設置された変形型テントの生地張替え工事

東京都渋谷区

今回の案件は、初めてのご依頼となる管理会社様より電話にて連絡をいただきました。
既存生地を撤去して、新しい生地に張り替えるための見積もりのご依頼です。

画像:変形型軒先テントの生地張替え工事

お見積り

大まかな寸法は管理会社ご担当者様がすでに計測されていたので、その寸法を参考とし、Googleストリートビューにて現場状況を確認後、見積書の提示を行いました。

数日後、電話にてご発注との連絡をいただきました。

画像:変形型軒先テントの生地張替え工事

現調と採寸・型どり

今回のご依頼は、鉄骨フレームの塗装は無しということで、まず現場にて既存生地を撤去して、型どり作業を行います。

この様な変形型でRが付いているテントの場合、寸法だけで生地を製作すると合わない可能性が高い為、現物でプラダンに型どりを行います。少々大変な作業ではありますが、確実に現物の形を再現できます。
生地はがし、型どり作業でおおむね2時間程度となります。

画像:変形型軒先テントの生地張替え工事

張替え生地の製作

型どりした型を弊社工場に持ち帰り、型を元に生地の裁断、加工を行い生地加工の完了です。弊社の製作には、いろいろなノウハウが詰まっておりますので、詳細は割愛させていただきます。

現場で作業がスムーズに進むよう生地を広げる順番にたたんで、梱包してテントファクトリーにおける製作作業は終了です。

画像:変形型軒先テントの生地張替え工事

施工

現場作業当日鉄骨フレームにシリコンスプレーを吹き付け生地の滑りを良くして、生地の張り上りがきれいになるような、前処理を行い、生地張込作業を行います。

今回フレーム塗装を行わなかったので、シリコンスプレーの効果を得ることがほとんどできませんでした。よって現場での生地張込作業の時間が若干多くかかりましたが、画像の通り綺麗に張り込み作業は完了です。

雨じまいもコーキングで完璧に行い、掃除をして現場を後にしました。

画像:変形型軒先テントの生地張替え工事

完成

施主様に検収を行っていただき、きれいな仕上がりに感謝のお言葉をいただくことが出来ました。
どうもありがとうございました。

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